『スコアブックの隣で』『蝉時雨の帰り道』に込めた想い|高校野球と懐かしい夏の記憶を歌ったオリジナル曲

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『スコアブックの隣で』と『蝉時雨の帰り道』のコンセプトイメージ画像

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夏という季節には、人それぞれの物語がある

私はこれまで、季節や人生の情景をテーマにしたオリジナル曲を制作してきました。その中でも「夏」は、特別な感情を呼び起こす季節です。

夏は、高校球児にとって人生を懸けた最後の大会があり、子どもの頃を思い返せば、蝉の声や夕焼け、帰り道の風景が今でも鮮明によみがえります。同じ季節でありながら、人によって心に残る景色はまったく異なります。

今回公開した13作目『スコアブックの隣で』と14作目『蝉時雨の帰り道』は、そんな”夏の二つの物語”を描いた作品です。

一つは夢を追い続ける高校球児たちへの応援歌。もう一つは、大人になった今だからこそ思い返す、故郷の夏の記憶。それぞれ異なる視点でありながら、「夏は人生の大切な記憶になる」という共通したテーマを込めています。

『スコアブックの隣で』に込めた想い

高校野球を題材にした楽曲は数多くあります。しかし私は、選手ではなく女子マネージャーを主人公にした物語を描きたいと考えました。

試合で注目されるのは選手たちですが、その陰には毎日の練習を支え続けるマネージャーや家族、指導者、応援する仲間たちがいます。

『スコアブックの隣で』では、

声を上げない役割でも 心はここにある

という歌詞に象徴されるように、表舞台には立たなくても、同じ夢を追い続ける人の存在を描いています。

夏の大会は、一度負ければ終わりです。その一球、一打席、一瞬にすべてを懸ける選手たちの姿と、それを見守るマネージャーの想いを重ねながら、「甲子園へ、行こう」という力強いメッセージで締めくくりました。

この曲は、全国で最後の夏を戦うすべての高校球児への応援歌です。

『蝉時雨の帰り道』に込めた想い

『蝉時雨の帰り道』は、私自身が幼い頃に見ていた風景や体験をもとに制作した作品です。

桑畑が続く帰り道、蚕を育てる家、神社の鳥居、用水路のせせらぎ、道に落ちたクルミを友達と拾って分け合った思い出。これらはすべて、子どもの頃の記憶から生まれています。

現在では桑畑は住宅地へと姿を変えました。しかし、風景が変わっても、心の中の景色は消えません。

最後に登場する

「鏡に白髪 増えた僕にも
ランドセルの重さ しっかり残っている」

という歌詞には、大人になっても子どもの頃の自分は心の中に生き続けているという想いを込めました。

誰もが、自分だけの「帰り道」を心のどこかに持っているのではないでしょうか。

二つの曲に共通するテーマ

一見すると、高校野球と故郷の思い出という異なるテーマに見える二つの作品ですが、根底に流れるメッセージは同じです。

それは、「人生はかけがえのない一瞬の積み重ねでできている」ということです。

高校球児にとって最後の夏は一度しかありません。
子どもの頃に過ごした故郷の景色も、時間とともに姿を変えていきます。

だからこそ、その瞬間を懸命に生きた記憶は、大人になってからも人生を支えてくれる大切な財産になります。

私は音楽を通して、その一瞬の輝きを少しでも残したいという想いで制作を続けています。

夏を生きるすべての人へ

『スコアブックの隣で』は、今この瞬間も夢を追い続ける高校球児や、その姿を支えるすべての人への応援歌です。
一方、『蝉時雨の帰り道』は、かつて子どもだったすべての大人へ贈る、夏の記憶をたどる歌です。

青春の真っただ中にいる人も、何十年も前の夏を懐かしく思い返す人も、それぞれに忘れられない夏があります。

もしこの二つの曲が、誰かの心の中にある大切な記憶をそっと呼び起こし、前を向くきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。

これからも私は、季節や人生の情景を一曲一曲丁寧に描きながら、多くの人の心に寄り添える音楽を届けていきたいと思います。

まとめ

13作目『スコアブックの隣で』と14作目『蝉時雨の帰り道』は、一見異なるテーマを描いているようでいて、「人生で二度と戻らない夏」を描いた姉妹作ともいえる作品です。

『スコアブックの隣で』では、甲子園を目指す高校球児と、その夢を陰から支えるマネージャーの姿を通して、努力や仲間との絆、最後の夏の尊さを表現しました。

一方、『蝉時雨の帰り道』では、桑畑や夕焼け、蝉時雨といった故郷の風景を通して、誰もが心の中に持つ幼少期の記憶や、時が流れても消えることのない故郷への想いを描いています。

どちらの作品にも共通するのは、「今しかない時間を大切に生きてほしい」という願いです。

この二つの楽曲が、高校野球に青春を懸ける人にも、懐かしい夏を思い出す人にも、それぞれの人生を振り返るきっかけとなり、心に残る一曲になれば幸いです。

ツッチー

副業Webデザイナーです。

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