4作目となる『カセットテープの夏』は、過去の恋愛や青春時代を振り返る楽曲です。
タイトルにある「カセットテープ」は、単なるレトロアイテムではありません。音楽と記憶が強く結びついていた時代の象徴として使っています。
昔よく聴いていた曲は、メロディーだけで当時の景色や感情を一瞬で呼び起こします。この曲では、そんな“音楽に閉じ込められた記憶”を描きたいと思いました。
歌詞には、夏の国道、窓を開けた車、助手席の景色、カーステレオから流れる音楽など、90年代的なドライブの情景が散りばめられています。
しかし、この曲が描いているのは単なる「懐かしい夏」ではありません。
若すぎて気づけなかったこと、不器用だった愛情、そして今だから分かる大切さ。そうした“未熟だった自分への愛情”も、この曲には込めています。